2017年11月8日(水)
亜鉛がハゲに効くってホント??
亜鉛がハゲに効くってホント??
薄毛改善に亜鉛が良いという話を聞いたことのある人は多いかと思います。
しかし具体的に亜鉛がどのような働きをしてくれるのかご存知でしょうか?
髪に亜鉛が良い理由を解説していきます。
髪の構成成分に理由がある
髪の毛は主にケラチンというたんぱく質でできており、ケラチンは多数のアミノ酸のうちシスチンを中心とした18種類で構成されています。
シスチンを作り出す際、メチオニンというアミノ酸が必要となるのですが、このメチオニンは体の中で合成することができず、ビタミンなどと同様で食品から取るしかありません。
メチオニンは赤身の魚介類や乳製品、肉類、豆類など普通の食生活をしていれば足りないということはほとんどありません。
食品から取るしかなく、それでいて髪を作り出すのに必要なら、できる限り効率よくメチオニンに働いてもらい髪を生やしてほしいところです。
そこでメチオニンとともに髪の育成を働きかける亜鉛が重要となってきます。
亜鉛を取ることで髪の育成を活性化
亜鉛はメチオニンとともに髪の育成に働きかけ、ケラチンの合成を手助けします。
これが不足してくると髪の育成が止まり始め、メチオニンが例え不足していなくとも新しい髪が生えなくなってしまうのです。
また亜鉛は、髪の育成に直接働きかけるだけでなく、5-αリダクターゼという髪の育成を阻害する酵素をブロックし、しっかりと髪の育成を促すことができる栄養素とも言われています。
この亜鉛をとるには、生牡蠣や煮干、豚のレバーなどが効率的ですが、なかなか普段の生活で普通に食べるとは言いがたい食材が多いです。
だからこそ意識的に取る必要が出てきます。
亜鉛の過剰摂取は禁物
亜鉛は育毛には必須となる栄養素ですが、適切な量以上に摂取すると逆効果を及ぼします。
吐き気や嘔吐、発熱、倦怠感などが発生し、亜鉛が過剰に増えた結果、ほかに必須なミネラルである銅が不足し体調を崩すことが多くなります。
適量を守って継続していくことが重要です。
亜鉛は髪の育成に深い関わりを持っているものの、普段から食品で取るにはなかなか難しく、取れるときに一気にとると逆効果であり、継続して適量をとる必要があるということです。
食事でとることが難しければ、亜鉛が含まれている育毛サプリを利用してみましょう。
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まずはセルフケアからはじめてみようと思っている方に。
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