2018年1月8日(月)
フケの原因と対策
フケの原因と対策
頭皮トラブルの一つでもある「フケ」に悩んでいるという方は多いかと思います。
中には薄毛が気になっていて、さらにフケにも悩んでいるという方もいらっしゃるでしょう。
今回は薄毛にもつながってしまうフケの原因と、対策方法をご紹介していきましょう。
フケが起きる原因
フケは「汚い」というイメージがあるかもしれませんが、実際のフケの正体は頭皮の角質です。
頭皮は肌と同じように新陳代謝を繰り返して新しい頭皮に生まれ変わります。
今まで表面にあった古い角質は目にはほとんど見えないくらいの大きさで剥がれ落ちていき、新たな頭皮の角質が出てくるのですが、頭皮環境が乱れていることで新陳代謝が早まり目に見えるくらいの大きさで剥がれてしまうためフケが発生してしまうのです。
フケが生じてしまうことで頭皮にかゆみを感じやすくなったり、炎症を起こしてしまったり、雑菌が増えてしまう要因にもつながります。
その結果、余計に頭皮環境が悪化してしまい、フケだけではなく薄毛にもつながってしまうのです。
これは男性だけではなく、女性薄毛にも関係しています。
フケには種類がある
フケには大きく分けて2つの種類に分類できます。
・乾性フケ
主にパラパラと小さな固まりで落ちてくるフケです。
こちらは頭皮の皮脂量が足りていなかったり、洗浄力の強すぎるシャンプーを使ったりしていると発生しやすくなります。
・脂性フケ
主にベトベトしていて湿っているフケの場合は脂性フケになります。
脂性フケは頭皮の皮脂が多すぎてしまうことで発生しやすく、毛穴に詰まって抜け毛造花につながる可能性が高いです。
フケの対策方法
フケの対策方法は種類ごとに異なります。
乾性フケの場合はとにかく頭皮の乾燥を防ぐことが重要です。
フケがあるからと言って1日に何回もシャンプーをしたり、高級アルコール系のシャンプーを使ったりしていると頭皮が乾燥してしまうので注意しなくてはなりません。
頭皮マッサージをして血行を促進し、トリートメントで頭皮の保湿を行いましょう。
一方脂性フケは、皮脂分泌を抑えることが対策方法となります。
例えば動物性脂肪を多く含んだ食事を減らし、ビタミン・ミネラルの多い食材、例えば野菜などを積極的に摂取するようにしましょう。
また、皮脂があるからと過剰にシャンプーすると皮脂量が逆に増えてしまうので、皮脂を取りすぎないアミノ酸系シャンプーを使ってみると良いでしょう。
フケは頭皮環境の悪化につながり、薄毛の要因にもなってしまうものです。
よって、フケの改善は薄毛対策にもつながります。
現在フケで悩んでいる方は、上記の対策方法を試してみましょう。