2018年1月8日(月)
ハゲが遺伝するってホント??
ハゲが遺伝するってホント??
ハゲは体質が問題であり、子から親に遺伝するという話もよく聞きますが、本当に薄毛は遺伝されるものなのでしょうか。
ここではAGAや女性の薄毛が本当に遺伝されるのか、その関係性について解説していきます。
母親から薄毛になりやすい遺伝を受ける場合がある?
薄毛の原因は様々なものがありますが、遺伝により薄毛も受け継がれる可能性はあります。
母親からのアンドロゲン受容体の感受性を高く受け継いだ場合、脱毛ホルモンの影響を受けやすくなると言われています。
AGAならジヒドロテストステロンと呼ばれる脱毛ホルモンが原因ですが、ジヒドロテストステロンが生成されただけでは薄毛になることはありません。
ホルモンを感知するアンドロゲン受容体がジヒドロテストステロンを感知することで、薄毛になってしまうのです。
そのため、母親から感受性の高いアンドロゲン受容体を遺伝すると、薄毛になりやすくなると考えられています。
両親のどちらからも受け継がれる遺伝子
ジヒドロテストステロンは「5αリダクターゼ」と呼ばれる酵素から生み出されますが、酵素の活性が高いほど薄毛ホルモンが生成されます。
この、5αリダクターゼの活性度は両親のどちらからも遺伝される優先遺伝であり、親のどちらかが保有していれば優先的に遺伝されるのが優先遺伝の特徴です。
女性の場合は両親の両方が高い活性を持っていない限り、薄毛としてあらわれる可能性は低いとされており、一方の男性は片方の遺伝を受け継いだだけでも、薄毛になりやすいとされています。
両親の生活習慣が影響することも
薄毛は食事や生活習慣も大きく関わり、体の遺伝ではなく食事や生活習慣を受け継いだことで薄毛になりやすくなることがあります。
特に食事は親の好みを含む料理が並びやすいので、頭皮や髪に悪い食事が薄毛のきっかけになっていることもあるのです。
薄毛は遺伝により引き継がれる可能性は十分あり、両親もしくは母方の親族が薄毛の場合は特になりやすいと言えます。
ただし、必ずしも遺伝が原因ではないので、食事や生活習慣にも注意してください。
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