2018年3月22日(木)
HARG(ハーグ)療法論争!!
育毛徹底比較ナビ編集部です。
薄毛に悩む男性は、日本全国でどのくらいいるのかご存知でしょうか?
男性型脱毛症診療ガイドライン2010年版では、1,800万人以上いると言われております。
この男性型脱毛症診療ガイドラインがは、2010年版で8年前だったでしたが、
脱毛症診療ガイドライン2017年版が刷新されたので本日はその記事を少しご紹介します。
CQ13 成長因子導入および細胞移植両方は有用か?
推奨度 ⇒ C2
推奨文⇒成長因子導入および細胞移植療法は行わないほうがよい。
と記載されております。
近年全面に押し出したAGAクリニックも増えておりますが、
ハーグ療法や育毛メソセラピーといった成長因子を
頭皮に直接注入する治療法がハッキリと否定されております。
HARGを推奨する日本医療毛髪再生研究会ではエビデンス(科学的根拠)があることを主張しておりますが、
日本皮膚科学会では、2017年の脱毛症診療ガイドラインにおいて
「安全性なども含め、その有効性は決して十分に検証されているとはいえない」と斬り捨てています。
ただ、同時に「今後が期待される治療法」という文言も盛り込まれているため、
もう少し研究が進めば評価も変わってくるのかもしれません。
素人からすると、毛髪的視点と皮膚的視点での差なのかなとも感じております。
ただ出来れば、研究結果はわかりやすく、同一な見解を示して貰えると助かるんですけどね。。。
実際、実績も多数出ておりクリニックも推奨しているHARG療法の気になる記事でした。